物霊鑑定
呪いのバリ人形
バリ島旅行の際、引き寄せられるように買った、木彫りの人形についてお伺いいたします。奇妙なことが起こったのは、自宅にその人形を飾ったその日の夜のこと。深夜2時頃、カタ、カタタ、カタカタ……という妙な音で私は目を覚ましました。音は、木彫りの人形を飾ったリビングの方からしています。リビングのドアを開けた途端、その音はしなくなりましたが、何か異様な空気が張り詰めていました。
翌日、夢の中で木彫りの人形は踊っていました。ガムランのような音楽がけたたましく鳴り響き、強烈な頭痛と吐き気を感じ、私は目を覚ましました。それから毎晩、その夢を見るようになったのです。恐くなってこの人形を押し入れにしまったところ夢は見なくなりましたが、処分したほうがいいでしょうか?
【東京都三鷹市 緒方美奈子さん】
霊能者による霊視結果
霊視の結果、バリの呪術師がこの人形に向かって呪文を唱えている様がはっきりと見えました。バリ島では、現代も呪術師が依頼を受けて呪いの儀式を行っていますが、この人形もその類のもの。比較的最近、ある男性を殺害するために用意された、呪いの人形なのです。呪術によってその男性は発狂しましたが、今も生きながらえているため、人形からは常に呪いのエネルギーが放出されています。
一度発動された呪いは目的を達成するまで永遠に続くため、人形は夜な夜なさまよい、ターゲットである男性のことを探していました。そのまま飾っていたら貴女自身も危なかったかもしれません。遠隔浄化で人形の呪詛は解いておきましたが、いわくつきのものなので、人形供養のできる電話鑑定慈念の霊能者に相談することをお勧めします。