霊能者コラム
心霊学:その2 予知夢とは…
夢には大きく分けて3種類があります。
- 現実社会で見たり聞いたりしたことが、そのまま、あるいは内容が多少変換された形で夢に現れる。
- 自分の欲求が実現する。
- 自分では意識していない、全く思い当たらないことが起きる。知らない人や物、最近意識したことのない人、物がでてくる。
この3番目のものが広い意味での予知夢と呼ばれるものです。
ちなみに夢辞典の本のなかには、 「入浴する夢を見たら体調を崩す前兆」とか 「ライオンが夢に出てきたら、あなたに敵がいるということ」などと、その夢に隠されている深層心理的な意味が解説されています。
私たちは寝ている間に、無意識の中で自分自身が直感したものをシンボライズして夢に見ているわけですが、そのシンボルの意味を解き明かしているのが、世の中に数ある夢辞典というものなのです。
しかし夢辞典の内容は一般的な連想を多数の人にあてはめているわけで、なかには当たっていると思われるものもありますが、一から十まで鵜呑みにするのは危険です。
夢をじっくり反芻していると、何かご自身で思い当たることがあるかもしれません。さらに夢の内容が自分にとってどんな意味があるのかを正確に知りたい場合は、透視力のある霊能者に鑑定してもらうと良いでしょう。シンボライズされた夢を確実に開運に役立てたい方は、とくに印象に残る夢を見たときには、透視鑑定を受けられることをお勧めいたします。
霊が伝える夢のメッセージ
無意識の直感で見る予知夢というのは、内容が直接的でないために非常に分かりにくいのですが、守護霊や先祖霊からのメッセージを受け取る予知夢というものは、とても内容がはっきりしており、具体的なメッセージが直接夢の中に表れている場合が多いようです。
霊に起因する予知夢を見ている時、じつは私たちは幽体離脱をした状態になっています。こうした予知夢にはすでに亡くなっている方が直接現れてメッセージを告げる場合と、これから現実で起こることと同じ事象を幽界で体験する場合があります。
霊から直接告げられる場合は、予知夢というよりも、その亡くなった方が伝えたいメッセージそのものと考えても良いでしょう。はっきりとしたキーワードで警告や幸運のお告げを受けることもあります。
例えば「階段に気をつけて」と霊に告げられ、後日、駅の階段を下りているときに後ろから押されて落ちそうになった。しかし夢の警告を心に留めて、手すり伝いに階段を降りていたので大事に至らなかった…というケースがこれに当たります。また、亡くなった母親に 「孫の顔を見るのが楽しみ」と言われ、一週間後におめでたがわかった、などという事例もございます。
予知夢で注意すべきこと
これから起きるであろうことを実際に夢の中で体験したときは、二つのことに気を付けてください。
それがもし不運を告げる内容なら、その不運が起きる原因となった行動を、現実にとってはいけません。ある日、貴女が「朝寝坊をしていつも乗るバスに乗り遅れたために、交通事故に巻き込まれた」という夢を見たとします。その後、しばらくはバスに乗り遅れないように注意するのです。このように原因となる行動をとらないようにすることで、予知された危険を避けることができます。
逆に、幸運がもたらされる夢を見た場合は、どこからその幸運がやってきたのかに注目しなければなりません。 「ある仕事を引き受けたら、大成功して評価が上がった」 「いつもとは違う駅前の宝くじ売り場で宝くじを買ったら高額当選した」など、具体的にどのような行動が幸運を招き寄せたのかをしっかり思い出してください。夢と同じ行動を現実のなかで再現することが幸運への鍵なのです。
せっかく有益な予知夢を見ても、起きたらほとんど忘れてしまっている…。そんな経験はありませんか?予知夢を人生に確実に役立てたいと思ったら、目覚めてすぐに夢の内容をノートへ書き留める習慣をつけてください。これを継続すれば、有益な予知夢の情報を貴女の人生に役立てることができます。